ソニーから2016年6月に登場した「xperia X Performance」は、国内外で高い人気を誇るxperiaシリーズの最新フラッグシップモデル。上質で美しいデザイン、より進化した性能と使いやすさで、大きな注目を集めている。主要な機能や特徴をチェックしながら見てみよう。
洗練されたデザインに先進的な機能を満載
バックパネルに、xperiaシリーズ初となるメタル素材を採用。日本仕様版では背面下部の一部が使われているが、これはアンテナの感度を高めて通信品質を向上させるため。
丸みを帯びた手に馴染むフォルム
従来の直感的なデザインから、丸みのある優しいフォルムに変化。手に馴染みやすいのが特徴だ。
指紋認証機能を搭載
本体側面の電源キーに指紋認証センサーを搭載。指先で触れるだけで簡単にロックを解除でき、すばやく操作を開始できる。
カラーバリエーションは4種類
ホワイトとグラファイトは繊細なヘアライン加工、ライムゴールドとローズゴールドは柔らかい印象のサンドプラスト加工が施されて、メタルの質感を活かした上質な仕上がりになっている。全面や側面にも同じカラーを使うことで、統一感を演出。
OSはAndroid6.0 marshmallowを搭載
インテリジェントな検索機能、「Now on Tap」の搭載など、便利さがますます向上。インターフェイスにも多くの改良が加えられて、快適な操作が可能になった。
高性能なカメラとオーディオ機能に注目
今までにないクオリティで写真や音楽を楽しめる
Xperia Xで注目したい特徴のひとつが、高性能なカメラ機能だ。ソニーがデジカメで培った技術をもとに開発したレンズやセンサー、画像処理エンジンを搭載。メインカメラは2300万画素、フロントカメラも1320万画素の高画質を実現している。また、最速約0.6秒の高速な起動で、シャッターチャンスを逃さず撮影できるのも魅力だ。
シーンモードを自動判別する「プレミアムおまかせオート」など、手軽に美しい車h真を撮るための機能も充実している。また、最速0.6秒の高速な起動で、シャッターチャンスを逃さず撮影できるのも魅力だ。シーンモードを自動判別する「プレミアムおまかせオート」など、手軽に美しい写真を撮るための機能も充実している。
オーディオ関連ではハイレゾ音源の再生する技術「DSEE HX」も搭載。手持ちの音楽ファイルを、より豊かなサウンドで楽しむことが可能だ。
被写体の動きに追従してフォーカス
被写体の動作を予測して接点を合わせ続ける「先読みオートフォーカス」を搭載。子どもや動物、スポーツの場面など、動きのある被写体も綺麗に撮影できる。
ハイレゾの音質をそのまま再生できる
ソニーのミュージックストア「Mora」には、人気アーティストのハイレゾ音源が豊富に揃っている。xperia xからダウンロード購入すれば、すぐに再生可能だ。
ヘッドセットに合わせて最適なサウンドに調整
ヘッドホンや聴覚の特性を解析し、最適な音質で再生する機能を搭載。また、Bluetooth機器でハイレゾ相当の高音質を実現するLDACコーテックも対応。
強力なパフォーマンスで快適に動作
バッテリーやメモリを効率的に運用できる
バッテリーの性能は、スマートフォンを快適に使う上で重要なポイントだ。Xperia xには、充電を最適化することでバッテリーを長持ちさせる技術が採用され、従来の約2倍の長寿命化を実現。バッテリー残量が少ないときも安心なSTAMINAモードも搭載している。
また、キャッシュえお自動削除してストレージやメモリを最適化する「スマートクリーナー」機能も搭載し、いつでもサクサク動作してくれる。
STAMINAモードで駆動時間を大幅に延ばす
STAMINAモードを利用すれば、電力消費の多い機能の一部が制限され、バッテリー残量が少ないときでも駆動時間の延長が可能。
スマートクリーナーでメモリを自動的に最適化
スマートクリーナーを音にしておくと、仕様状況に応じてストレージやメモリが自動的に最適化され、快適な動作を維持できる。
オシャレで高品質なアクセサリーも登場
XPERIA Xの魅力をさらに高める純正アクセサリーにも注目。本体のデザインにマッチするカバーや、クリアな音質で通話や音楽を楽しめるノイズキャンセリングヘッドセットなどがラインナップされている。
コンパクトなボディに高度な機能と性能を凝縮
Xperia Xは、フラッグシップにふさわしい充実した機能を備えている。おサイフケータイやワンセグ・フルセグといった日本独自の機能も搭載。防水・防塵にも対応しており、キャップレス式なのでUSB端子やヘッドセット端子も使いやすい。カメラも高性能だが、動画の最大解像度はフルHDビデオで、4Kでの撮影には対応していない。
Xperia Xの主なスペック
サイズ | 71x144x8.8mm |
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重量 | 165g |
ディスプレイ | 5.0インチ |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
カメラ | 2300万画素 |
充電時間 | 150分 |
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電池容量 | 2570mAh |
テザリング | Wi-Fi10台・Bluetooth4台・ |
防水 | 防水・防塵機能 |
NFC | ◯ |
おサイフケータイ | ◯ |
キャリア別の機能やサービスも確認しよう
通信速度や通話機能はキャリアによって差がある
Xperia Xは、日本ではドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアから発売されている。端末本体の性能に違いはないが、通信・通話関連の機能やサービスはキャリアごとに差がある。たとえばドコモの場合、従来のVoLTEへの対応や、画面にタッチしなくても電話を操作できる「スグ電」機能を搭載しているのが特徴だ。
ドコモならVoLTEで高音質な通話が可能
従来のVoLTEよりも広い帯域を使うことで、さらにクリアな音質で通話できる技術がVoLTEだ。
auは高速な4G LTE & WiMAX2+に対応
auでは、4GLTE&WiMAX2+のキャリアアグリゲーションにより、受信最大370Mbpsを実現。渋谷駅周辺から順次提供開始予定だ。
海外版Xperia Xシリーズの製品
Xperia Xシリーズのうち日本で販売されるのは、Xperia X Performanceのみ。しかし海外市場では、スタンダードモデルの「Xperia X」も販売されている。また、これらの製品よりも一足早く「Xperia XA Ultra」という機種も発表された。こちらも販売未定。